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映画の感想を書きます

桐島、部活やめるってよ

話題になっていたのは知っていたのですが、ようやく見ました。

ストーリーとしては、桐島という人物がどうやら所属しているクラブを辞めるらしいことが明らかになる。さらに行方も分からないし、連絡も取れない。残されたクラスメイトたちは・・という感じです。

この映画を見て多くの人は、この話は何だったの?という風に感じるのではないでしょうか。桐島は最後まで姿を現さないし、なぜ部活をやめるのかも明らかになりません。

この証左かもしれませんが、それらしい解説がネットを見ればいくらでも書いてあります。しかし、それは解釈であって、一つの可能性ではあるのですが、必然では無いでしょう。たとえ作者が、これが正解です、と言ったときであってもそれが正解とはならないと考えているのですが、これは考え方によるでしょう。

この映画は、非常に上手に人間が描かれていると思ったのですが、橋本愛さんに関してはフィクションでしょう。あんな飛び抜けた高校生はいません。

そういえば、つい昨日『砂の器』(1974年のです)を見たのですが、同じ演出方法がラストにあって驚きました。必然と偶然、どちらを信じますか? 僕は両方です。

必然と偶然といえば、昔、すごい体験をしたことがあります。ここで書いてしまいたいのですが今日は長くなりました、この話はまたどこかで。